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19 見せかけ握手
 創作者さんに100のお題より

 ※某漫画の二次創作的表現を含みます

  「あ! よかった…。心配したんだよこんな夜遅くに」
  「…いつ来てたアルか」
  「何時間か前。夕飯に姉上がゆで玉子を作ろうとしたら台所が爆発しちゃって………何かあったの?」
  「別に」
  「待って! 一緒に居たの?! あの人、何であんな」
  「私ニコチンコがどうなろうと知ったこっちゃないネ!」

  みたいな
「あ、出掛けてたんですね。駄目ですよ、いくら金目の物が無いからって鍵くらい掛けないと…」


「よお 来てたのか新八」
「来てたのか…じゃなくて、どうしたんですか…?!」
「ん」

「怪我してたからさァ めんどくせェけど連れてきた」
「怪我…ッって」

「!」
「おいおい…怪我人くらいそろそろ見慣れたろ」
「だってあんまり顔真っ青だから……っていうか、病院! 病院連れてった方が…」
「連れてくなって本人が言ってたしよー」
「何でこんな時ばっかり素直にいうコト聞いてんですか!」

「っていうか…………なんなんですか」

「この怪我」









「万事屋!!」
「おー……なに? 真撰組ってやっぱヒマなの? 副長が倒れた時に局長がこんなトコ来ちゃって」
「仕事は他の幹部に任せてきた。どうしても 奴の口から聞かなきゃならん事が有る」

「トシ!」
「……近藤さ」
「無理するな」

「………だが、一つだけ聞かせてく」
「死んだ」

「殺された」

「…すまねェ すまない、近藤さ」
「…っ 誰にだ!!」








「何で言わなかったの」

「あいつとお前って何かあンの」
「……」

「てめェも、悪かったな」

「世話になった」
「答えられないの?」


「…手配書なんかじゃ気付かんかった」

「昔一度だけ会ったことある奴が、10年くらい経ってみたらこういう立場だった。それだけだ」
「だからお家を裏切るの?」
「ハナから奴は凶悪犯だ。警察のすることに変わりは無ェよ」
「それって答えになってるのかなァ」
「……」

「てめェこそ何なんだよ」

「知り合いなンだろ」
「昔のな」

「今は」

「俺がただ一人、この世で斬らなきゃいけない相手になった」


「斬らなかったじゃねェか」
「…そうだな」
「ガキが居たからか」
「どうだろう」
「チャイナどうしたんだ」
「ふてくされてる。俺、」

「そんな怖い顔してたかなァ」
「してたしてた」
「マジでか。お前に言われちゃおしめェだ」


「…お前、名前なんだっけ? 柴田?」
「……銀さんは坂田さんですよ」
「相楽?」
「坂田! それじゃ新八が緋村になっちまうっつの!」
「…よし」

「坂田クン」
「何?」
「友達になろうヨ」


「………そんな科白言われたのぼく、何年ぶりだろう」
「何十年の間違いじゃねェの? 因みに俺は生まれて初めて言った」
「マジでか」

「そうか…」

「副長さんの”初めて”を頂戴したんじゃ、なるしかねェかな」








 判らなかったコトに後から理由を付けてヤツは少し楽になる
 俺はもう一つ理由を手に入れたので少しは楽になるのだろう





「…お前」
「待て 神楽」
「でもあいつ…ッ!」


「神楽」

「ヤツを 絶対に追うな」

 俺は?

 俺はどうしよう


「……」

 
 話 聞いてやらねェと

 それからでも、遅くない









 何が?
 
 
 











「銀さん。お帰りなさい」
「おお。神楽は」
「なんか…ふてくされたみたいに寝ちゃいましたよ」
「…そっか」


「…出掛けるんですか?」
「ん ちょっとな」
「今日の銀さんはおかしかったですよ」
「…どの辺?」
「今日の銀さんの無責任は、いつもの銀さんの無責任とは違いました」




「…なんだろうね」
「喧嘩とかじゃこうはならないでしょう?! 絶対病院ですって! 僕救急車呼びましょうか?!」
「んー…嫌がってたんだよなァ」

「…そーした方がいいと思う?」




「何があったんですか」

「結局あの後、土方さんが目覚ますまでここに寝かせておいて……だから近藤さんあんなに心配しちゃったんじゃないですか 2人が行ってから屯所に電話したら凄かったんですよ?」
「……」
「『トシだけなのか?』って訊かれました。もう一人の人はどうなったんですか」
「亡くなったってさ」
「!! 何で!?」

「何で……アンタ関係無いんですよね?! どうして、何でずっとそんな… …何に、困ってるんですか」
「接し方がわかんなかった」
「土方さんにですか? だから、一体何があったんですか?」
「あー…平気平気 心配せんでも、もう判るようになったから」
「……何処へ行くんです」
「友達の仇討ち」



 判ってる。このままじゃあの条件は、俺のためみたいなモンだ
 だから、あいつはきっと予測している

 それに俺も預かろうじゃないか

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【2006/10/13 22:26】 | 御題 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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